1枚の画像から深度マップとディスプレイスメント モディファイアを使ってメッシュを作る。
1. はじめに
今日の記事は、本記事の目的と、深度マップとディスプレイスメントモディファイアを使ったメッシュ作成の概要を説明します。この方法をできないかと思っていたのですが、深度マップを簡単に作成できるサイトがあることがわかったので、メモ として残しておきます。
2. 使うツールやウェブページについて
今回利用したツール及びウェブサイトはこちらです。
3. 画像の選択と深度マップの作成
まず、Unsplashからダウンロードした画像はこちらです。
それをLeiaPixで深度マップに変換します。変換した画像がこちらとなります。 LeiaPixを利用することで2Dの画像から深度マップを生成することができます。
次の章で、この元のテクスチャと深度マップを利用して、Blenderでメッシュを作成していきます。
4. ディスプレイスメントモディファイアの適用
オブジェクトモードでメッシュ → 平面(Plane)を選択します。
こちらが生成された平面(Plane)です。
ある程度細分化と、サブディビジョンサーフェスを利用してポリゴン数を増やしてく ださい。
その後、モディファイアのタブを選択し、ディスプレイスメントモディファイアを追加します。
次に、テクスチャのタブを選択した、先程作成した深度マップを選択します。
テクスチャを選択したら、ディスプレイスメントのタブを選択し、ディスプレイスメントの強さを調整します。
最後にメッシュの調整として、さくらんぼの素材をマテリアルを設定してみたらこの様になりました。
今回の画像は、深度マップを生成したタイミングでさくらんぼの実の部分が均一に真っ白(近い)になっていたので、丸みはあまり帯びませんでしたが綺麗に深度が取れる画像の場合にはメッシュの形状がより綺麗になると思います。
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